2024年10月
UFOに遭遇?!
オーストラリア・シドニー郊外
未確認飛行物体という定義ならUFOで間違いないのだけど…。
「流星群の日でもないし、飛行機でも衛星でもない。あんな動きをするのはやっぱりUFOじゃない?」
とその場にいた3人の意見は一致。
動く光がいろんな位置に現れ、いろんな方向へ動きを見せて、ゆっくりとフェイドアウトしていった。
そんなことが5〜6回は起きた。
帰宅してからUFOに気付く前の夜空写真をチェックしていたら、なんと露光15秒の間に光跡がいくつも写っていたのだ!
肉眼では見えなかったUFOたち。
実は相当な数がこの空を飛んでいたのかもしれない。
宇宙から、瀕死の地球を救うためにサポートが入ったのだろうか?
ともあれ、ドキドキが止まらない夜となりました。
また行きます。
通ってしまいそうです。
@Long Reef Headland
2024年9月
南半球で愛でる藤の花
オーストラリア・シドニー
藤は日本の固有種で、万葉時代から日本人に愛されてきた花木。
平城京の象徴として、万葉集にも詠まれているそう。
その美しい姿と芳しい香りをシドニーで満喫できるとは!
ここは特別な場所ではなく普通の民家の庭から広がった花なので、手に届く位置で咲いている。
藤に包まれうっとりしながら、思いっきり頭を突っ込みでギリギリまでレンズを寄せてシャッターを切った。
こういう時は広角レンズが楽しい!
f2.8, 1/50 ISO400
2024年8月
春の風
オーストラリア・シドニー
風に揺れるワトルの花が、春はもうすぐだねって教えてくれた。
これはアカシアの一種「シドニーゴールデンワトル」。
風を強調したくて、露光中に意図的にカメラを動かすICM (Intentional Camera Movement) 方法で印象派風に撮影した。
そしてこの季節、もれなくくしゃみが付いてくる。
オーストラリアには、ワトルやユーカリの花粉で悩まされる人が多いのだ^^
f5.6 SS2.0 ISO100
2024年7月
ジャングルに瞬くクリスマスツリー
パプアニューギニア・キンベ
ジャングルで瞬くクリスマスツリー🎄
これが見たかったんだ。
不思議なことに、
パプアのホタルは一本の木だけに集まる。
木の種類にはこだわっていないそうで、
椰子だったりマンゴーだったり。
でも時々移動して、集合する木は変わるのだそう。
予想外だったのは、日本やオーストラリアのホタルと違って、
光がちっちゃく、ほとんど飛ばない。
長時間露光しても、光跡が撮れんのよ😅
それでもジャングルの暗がりで瞬くホタルは星屑のようで
そこだけが幻想的な宇宙の景色になっていた。
*パプアでは一年中ホタルに会える。撮影目的なら、満月の夜はホタルの弱い光が月光に負けてしまうので、避けるのが無難。
f2.8 30" ISO800 多重露光
2024年6月
地球の雄叫び
パプアニューギニア・ガーブナ火山
道すら定かでない本気のジャングル山をひたすら登った。
硫黄の臭いと共に、突然視界が開ける。
じりじりと太陽に灼かれながら、歩を進めた。
火山砂利を踏みつける度に聞こえる「ガリッ、ガリッ」というリズムに励まされながら、地球の唸り声の方向へと向かっていく。
地面が黄色く染まってきた。
視線を上げると、そこには雄叫びの主が鎮座していたのだ。
f5.6 1/320 ISO100
2024年5月
渚のダイヤモンド
オーストラリア・マンリービーチ
ゆっくりまばたきをするように、
時間を緩めてシャッターを切ると
波のブランケットの下からダイヤモンドが現れた。
あるけどない
ないけどある
なぎさのほうせき
波の筋を捉えるため、絞り値を大きくして撮影しました。
F16 SS1.6" ISO400
2024年4月
よあそびゴイサギかぐらざか
東京・神楽坂下
今年の桜はどうしたものか、頑なに目を閉じてなかなか覚めてくれない。
この日は満開を楽しめるはずだったのに、開いた蕾はまだちらほら。
残念に思っていたら、夜遊びゴイサギがひょっこり登場!
夜桜に飾られ、春の風景が撮れました。
iPhoneで撮影。
2024年3月
霧に歌う水玉模様
長野県・富士見高原
八ヶ岳ふもとの雪残る富士見高原で出会った、白樺林を飾るヤドリギたち。
天気が優れない日ならではの、柔らかい幻想的な風景が迎えてくれた。
霧の中でぼんやりと浮かぶ水玉模様たちは音符にも見えてくる。
人間たちを驚かせないよう、こっそりと歌っているのかもしれない。
耳を澄ませながら、モノトーンの世界をしばし漂った。
2024年2月
透き通る緑の世界へようこそ。
オーストラリア・シドニー
久しぶりのICM撮影。(Intentional Camera Movement)
ICMとは露光中に意図的にカメラを動かす技法で、多重露光はせずにワンショットで撮っています。
葉が透き通り、不思議な世界が現れました。
仏教の「空」とは一言でいうなら、存在はあるけれど、変わらぬ実体や本質はないということだそう。
固定概念にとらわれずに見れば、全てはこんな風に透き通ってるのかもね。
私たちも含め。
2024年1月
上昇気龍に乗った一年を!
オーストラリア・ブルーマウンテンズ
新年のご挨拶を申し上げます。
辰年が始まりました。
龍神様は大自然の流れを司る存在。
運を呼び込み成長を促す守り神だそう。
この龍の雷で浄化して、
瞳を輝かせ望みを見据え、
望みに向かって、
上昇気龍に乗っていこう!
本年もよろしくお願いします。