2022年・フォトラベる今月の一枚

2022年12月

静かなユーカリの森
シドニー・ブルーマウンテンズ

ICM blue mountains ユーカリの森

年の瀬は何かとせわしい。

そんな時は、木々を見ながらゆっくり深呼吸。

心が自然と滑らかに、しなやかになってくる。

この写真はICM(Intentional Camera Movement)という方法で撮影しています。

シャッターを開いている間に意図的にカメラを動かします。

シャッタースピードは1秒ほど。

日中明るすぎてしまう時はNDフィルターで明るさを抑えて撮るのがコツ。

加工無しのワンショット撮影ですが、被写体が印象派の絵画のように現れて楽しいです!

 

2022年11月

赤い球体と白い曲線
オーストラリア・シドニー

オペラハウスと皆既月食_Opera House and total lunar eclipse

2022年11月8日の皆既月食の夜、シドニーは好天に恵まれました。

シドニーオペラハウスのカーブの美しさは近代建築の傑作です。

暗闇の中の白い曲線は、赤い月の色と存在でより強調されました。

オペラハウスのタイルの模様をしっかり捉えたく、F値は11まで上げて撮影。

月は動いているので、シャッター速度は2秒以下に抑えたく、よってISOは3200に設定しました。

月をくっきり撮りたい場合、シャッター速度は長くても4秒が限界です。

レンズは望遠レンズ、焦点距離400mm。

 

2022年10月

初夏を知らせるジャカランダとオペラハウス
オーストラリア・シドニー

オペラハウスとジャカランダ2

シドニーでは、10月下旬からジャカランダが咲き始め、街を紫色に染めてくれます。

一ヶ月ほど咲き続けるので、潔く散っていく桜とは趣きが違いますが、初夏を知らせ人々をほころばせる世界三大花木の一つ。

この作品は、オペラハウスとハーバーブリッジにジャカランダを蝶が飛ぶように添える構図にしました。

望遠の圧縮効果を利かせています。

 

2022年9月

鏡面世界 ~サバンナのオアシス~
ボツワナ・マシャトゥ動物保護区

Kudu and Impala reflection クーズーとインパラ

子供の頃からの憧れだったアフリカでのサファリな日々、ついに実現!

動物たちは一瞬一瞬を命がけで生きているけれど、他の動物や地球と完全に調和して共存している姿は神々しくて命がキラキラ輝いていた。

世界中の自然写真家たちが憧れるマシャトゥ動物保護区の「ハイド」は、水辺に作られた半地下の観察小屋。

撮影者と水に集まる動物たちの目の高さが同じなので、普通ではお目にかかれないアングルの野生動物写真が撮れるのです。

無風のおかげで、水に集まるクーズーとインパラの美しい鏡面世界が現れた。

神様の計らいに感謝!

NDフィルターを使用し反射をより鮮明にして撮影しました。
F5.0 SS1/1000 ISO1600

 

2022年8月

憧れの白いワラビー
オーストラリア・タスマニア

White wallaby 白いワラビー

5年ぶりのタスマニア。前回は憧れの野生の白ワラビーにチラッとしか会えず、しかもかなり遠かったので写真もうまく撮れなかった。

今回はリベンジなのだ。

その誠意が伝わってか、何頭もの白ワラビーに会うことができました。神様、ありがとう!

白いワラビーについてはこちらの記事にたっぷり写真も載せましたので覗いてみてね。

とろけるほど可愛いです。

私的には、このアートっぽく撮れた作品もストーリーを感じられてお気に入り。

静けさと、ワラビーの背と木の幹のカーブの呼応が、なんだかいい。

 

2022年7月

金色に輝くユーカリの森 (ICM撮影)
オーストラリア・シドニー近郊

金色のブルーガム ユーカリ ICM撮影

今回もICM(Intentional Camera Movement)撮影法でブルーガムというユーカリの木々を撮ってみました。

夕日が差し込み金色に輝き出した森は、なんだかおとぎ話の世界のよう。

青い鳥が飛んでないかと探してしまいます。

シドニーには住宅地のすぐ裏にもユーカリの原生林がまだまだ沢山残っています。

日本発祥の森林浴や森林セラピーも実施されているんですよ!

シドニーにいらしたら、是非ユーカリの森で癒しの時間を堪能して頂きたいです。

 

2022年6月

ICM撮影法でアーティスティックな印象派風写真に。
オーストラリア・シドニー

ICM撮影 印象派風写真
新しいテーマとして、印象派風な世界を写真で表現していきたいなと。
追憶なのか夢なのか、曖昧な感覚の中に確かに浮かんでいる柔らかい光・色・形。
って書くとカッコいいけど、要はピントを合わせずぶらした写真が撮ってみたくなったということです。
ICM(Intentional Camera Movement)という方法で撮影しています。
これは長めのシャッタースピードに設定して、シャッターを切ってから意図的にカメラを動かし被写体を捉えていくという方法です。
フォトショ加工はしていないのですよ!
カメラを動かすスピードや方向などの違いで現れる画像が全く異なり一筋縄ではいかないのですが、とても楽しい!

2022年5月

アートに変身、ドットかわいい水玉ハーバーブリッジ
オーストラリア・シドニーハーバー

玉ボケ ハーバーブリッジ

毎年5月終わりから6月にかけて、シドニー冬の風物詩となったVIVID SYDNEYが開催されます。

街中が宝石箱のようにカラフルなイルミネーションで輝いて、写真好きにはたまらないイベントです。

今年はちょっと違った写真を撮りたいと思い、シャッターを切ってからズームレンズを回してみたり(露光間ズーム)、カメラを動かしたりして遊んでみました。

この写真はあえてピントを思いっきり外して、カラフルな水玉だけで表現したハーバーブリッジです🔴🟠🟡🟢🔵

てっぺんで点滅している赤いライトを捉えてアクセントにしました。

 

2022年4月

花曇り空の透き通る桜
東京都世田谷区祖師谷公園

祖師谷公園 桜 透明感

日本人には、桜というだけでワクワクする遺伝子が組み込まれているのではないかしら。

ちらちらと恥ずかしげに咲き始めた桜、誇らしげに咲き誇る満開の桜、さよなら言うように優しく花びらを散らす桜。

どの姿も心和ませてくれます。

花曇りという言葉があるように、この時期は曇り空が多いですよね。

今月の一枚は、この曇り空の時だけ撮れる写真です。

露出を思いっきり露出オーバーで撮ると、背景が消え、花びらが透けたような透明感ある桜が現れます。

曇りの日の光は柔らかいので、色は飛ばずにちゃんと残るのです。

桜は、花の可憐さとは対照的なゴツゴツした枝の黒さも特徴ですから、一緒に入れてあげるとより桜らしい写真になると思います。

 

2022年3月

オーロラシャワーを浴びてもう夢心地!
カナダ・ユーコン州・ホワイトホース

オーロラ ユーコン州 カナダ aurora yukon canada

諦めなくて良かった!

本当はイギリスへの旅を計画していたのですが、出発2日前に戦争の為フライトが欠航。

ショックすぎて落ち込んだけど、頭を切り替え戦場から遠くコロナの入国時強制隔離がない国…ということで急遽カナダへオーロラを撮りに行ってきました。

前回オーロラを見たのはアラスカで、カメラも現像するまで結果が判らないフィルムの時代。難しかった。

反省を踏まえ、今回は以下を意識して撮影しました。

  • オーロラ以外の被写体を入れて距離感、臨場感を出す。
  • ゆらゆら感、光のシャワー感を最大限に出す。

曇っていたり雪が降っていてはどうにもならないのですが、ラッキーなことに快晴が続き、3日目の夜、頭上に眩いばかりの光のカーテンが現れました。

4日間の滞在中、これだけ強くアクティブなオーロラが出たのはこの日だけ。

天の計らいに感謝です。

オーロラ見たら、人生観変わりますよ!

 

2022年2月

水平線まで届く橋
オーストラリア ナラビーンビーチのロックプール

Narrabeen rockpool pier

オーストラリアのビーチの多くには、ロックプールと呼ばれる海水プールがあります。

ここのロックプールは50m。

プールの真ん中には木製の歩道が設置されています。

日の出の場所まで歩いて行かれそう!

NDフィルターを使用し長時間露光で水面の細波を消すことで、遊歩道の存在が浮き上がりました。

NDフィルターについてはこちら

 

2022年1月

シドニーハーバー
HAVE A SPARKLING NEW YEAR

シドニー カウントダウン花火

あけましておめでとうございます。

世界に誇るシドニーのカウントダウン花火、無事に開催されました。

流星をまとっているような美しい花火は、何かを祝福しているように見えませんか?

今年こそはコロナが終息し、自由が戻り、一人一人が希望に向かってスパークできる一年になることを祈ります。