2021年12月
マウント・アナン植物園:オーストラリア NSW州
真夏の森に舞う雪の花
シドニーの12月は真夏。
もちろん雪は降らないのだけど、凍った森に舞う雪花のような写真が撮れました。
この植物はシルバークッションブッシュというネイティブフラワーで、その名の通りシルバーのような色をしています。
ファインダーの向こうは、涼しさを届けてくれる可愛らしい雪景色なのでした。
2021年11月
レーンコーブ ナショナルパーク:オーストラリア NSW州
枯れ木と鸚鵡
モノクロ写真は、それだけでアートな雰囲気を醸し出してくれるので楽しいですよね。
この写真は、ハイキー(露出オーバー気味)撮影で曇り空を白く飛ばし、枯れ木の枝振りを強調させました。
それだけだと単調になりすぎるので、動きが欲しい。
ということで、鳥が羽を広げるまで辛抱強く待ちました。
重い望遠レンズを構えたまま。。
静かな写真ですが、かなり腕力使ってます。笑
2021年10月
アンゴフォラリザーブ:オーストラリア NSW州
フランネルフラワー
春が訪れたシドニーは様々なネイティブフラワーが咲き誇ります。
その一つがフランネルフラワー。
この花はフランネルのようなフェルトのような手触りで、厚みのある花弁を持っています。
決して派手な花ではありませんが、一度出会うと忘れられない優しさがあり魅了されます。
よく見ると、ピンクや黄色の小さなおしべが、春を喜ぶ妖精たちのように踊っていました。
2021年9月
シドニー:オーストラリア NSW州
中秋の名月とユーカリ
シドニーから眺める中秋の名月。
とても風の強い夜で、ススキの代わりにユーカリの葉が舞っていました。
アジアの食料品店では中秋の名月の行事として月餅 (Mooncake)が販売されます。
南半球のシドニー、時差は1時間しか無いものの季節は逆です。
ということは、中秋ではなく「中春(仲春)」と言うのが正しいのかな?
などと思いながら、春の陽気に包まれながら名月を堪能しました。
2021年8月
ブラッドリーズヘッド シドニー
オーロラの様な朝焼け
ブラッドリーズヘッドBradleys Headは、シドニーハーバー国立公園の一部で、有名なタロンガ動物園のすぐそばです。
この岬の先端に行くと、海を挟んでオペラハウスやハーバーブリッジを見ることができるほど、シティーから近い場所にあります。
すぐに止みましたが、家を出た時は小雨混じりの朝でした。
残っていた低い雲に朝日が当たって、それはまるでオーロラが現れたかのよう!
全てがピンク色に染まり、シャッターを切るのを忘れるほどの幻想的な光景に包まれました。
10分間だけの夢の様な時間。
やっぱり早起きはいいですね!
2021年7月
シドニー オーストラリア NSW州
天空の街
朝、目が覚めると窓の外が別世界になっていました。
シドニーハーバーが霧に覆われ、街が雲の上に浮かび上がっています。
朝日の柔らかい光が雲をピンク色に染め、それはそれは幻想的。
自然は素敵な演出を用意してくれていますね!
ロックダウン生活は続いていますが、しばし癒しの時間となりました。
2021年6月
シドニー:オーストラリア NSW州
虹をまとう街
虹の足元を見るチャンスはなかなか有りませんので、素直に感激して撮影した一枚です。
この日は強い日差しが入ったため、虹の色がくっきりとしており、更にPLフィルター使用で7色がをはっきり写し出すことができました。
まるで、手前に虹色をしたアクリル板を置いて撮影した感じにも見えますが、自然に浮かび上がった虹です。
再びロックダウンになってしまったシドニーにエールを送ってくれているようでした。
虹は幸運が訪れたり、願いが叶う前触れだそうなので、皆様にお届けします!
良き日になりますように。
2021年5月
シドニーオペラハウス:オーストラリア NSW州
スーパームーン皆既月食
待ちに待った、5月26日のスーパームーン皆既月食!
今回の皆既月食は、他の被写体と一緒に撮りたいと考えていて、でも月がかなり高い位置に来た時に起こるから…
どこで撮るのがいいか悩んだ結果、シドニーオペラハウスと絡めてみることにしました。
このカーブは意外と他の建物には無いものなので、この一部を切り取ってもオペラハウスとわかります。
そこに赤い月が現れると…オペラハウスがまるで新惑星のように見えてくるではありませんか!
新惑星に立ち、月食を眺めている自分。
そんな錯覚がしてきませんか?
2021年4月
シドニー:オーストラリア NSW州
ピンクムーンと流れる雲
4月に現れる満月はピンクムーンと呼ばれています。
ネイティブアメリカンの部族の一つが呼び始めた名前で、4月はフロックス(Wild Ground Phlox) というピンク色の花が咲き始め、大地を覆っていく季節だからピンクムーンと呼ばれるようになったそうです。
ピンクムーンと言っても、実際に月がピンクに見えるわけではありません。
上の写真は、露光時間を13秒と長くした為、雲が流れるように写っています。
2度と現れる事のない雲のアートを満喫しながらの撮影でした。
2021年3月
東日本大震災から10年 鎮魂花
2021年3月11日、東日本大震災から10年の節目を迎えました。
犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、心を込めて鎮魂の花を捧げます。
日本は他国に比べ、地震 、津波、台風、大雪、洪水、土砂災害、火山噴火など自然災害がとても発生しやすい国です。
防災に対する備え、どうぞ今一度ご確認ください。
2021年2月
Gunnedah:オーストラリア NSW州
色をまとった銀河鉄道
夜明けの青と朝焼けに染まった列車の線路。
あの月まで連れていってくれる銀河鉄道の駅がこの先にあるのかも。
アンダー気味に撮り、周辺を暗くして線路を強調させました。
手持ちでの撮影でしたのでブレが起きないよう、ISOは5000まであげています。
普通の線路が、夜と朝の色を纏ってこんなに美しい姿に変身していました。
2021年1月
オーストラリア NSW州
シドニー上空に現れた雷雲
南半球に位置するシドニーの1月は夏。
夜の街を覆うほどの大きな入道雲が現れ、雲の中で光り続ける無数の稲光が、雲の存在感を圧倒的にしてくれました。
15秒間と長めに露光させ、いくつもの稲光を捉えることで、雲が内側から光る幻想的な夜景を表現することができました。
街明かりが強くなりすぎないよう、その部分だけハーフNDフィルターで明るさを抑えながら撮影しています。
2021年ハッピーニューイヤー!
オーストラリア NSW州
世界に誇る、シドニー カウントダウン花火
新年、明けましておめでとうございます。
皆さん、今年は静かなお正月を過ごされたのでしょうか。
なかなかコロナの状況が良くなりませんね。。
シドニーはしばらく感染者無しで健闘していたものの、
クリスマス直前に再びクラスターが発生し一部の地域でロックダウン再開。
世界に誇るシドニーカウントダウン花火も、
今年は密を避けるために半分以下に縮小されました。
1月4日からは、マスクを使用していないと200ドルの罰金を課される規制も
始まりました。
去年は不完全燃焼だったので、
今年はその分も充実できるよう祈るばかりです。
皆さんにとって、去年の分も楽しめる一年になりますように。