オーストラリア

シドニー日帰りワイナリー|片道1時間! 穴場ブティックワイナリー&ウィンザー

アイキャッチ シドニーブティックワイナリー

こんにちは。

旅と写真をこよなく愛するフォトラベラーYoriです。

今回は、シドニーから一番近いブティックワイナリー巡りのリポートです。

ティザーナ ワイナリー(Tizzana Winery) とジュビリー ヴィンヤード エステート (Jubilee Vineyard Estate) の2カ所をご紹介します。

ホークスベリー バレー(Hawkesburry River) 地域にあるワイナリーは、オーストラリア最古のワイン名産地・ハンターバレーに続き、1885年に始まった歴史あるワイナリーです。

ここはシドニーから片道約1時間、余裕で日帰りできる距離のワイナリーであるにも関わらず、手作業少量生産の小さなブティックワイナリーのため、知る人ぞ知る高品質ワインの穴場スポット!

ここでしか販売されていない貴重なワインばかりです。

たっぷりテイスティングもさせて貰えるので、お好みのワインを探してみてください。

ホークスベリー バレー近くのウィンザー(Windsor)は、ノスタルジックな雰囲気漂う町の中にパブやカフェもあり、ランチに立ち寄るのもおすすめです。

ウィンザーの町もちょっとレトロ感を出した写真でご紹介していきます。

 

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シドニーからたったの1時間、日帰り出来るブティック ワイナリーへの行き方

シドニーから行かれるワイナリーと言えば、オーストラリア最古のワイナリー「ハンターバレー」が人気ですが、170km、片道2時間程かかります。

気軽に、ちょっとワイナリーに行ってみたいなという方に、ホークスベリーバレーはとてもおすすめ。

意外と知られておらず、穴場のスポットです。

ホークスベリー バレーのワイナリーへは、シドニー中心部から北西へ向かいウィンザーを経由します。75km、およそ1時間程の距離です。

 

 

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シドニーから約1時間・ホークスベリー バレーのおすすめワイナリー

Dr Thomas Henry Fiasch

ホークスベリー バレー (Hawkesburry Valley) でブドウ栽培の第一人者となったのは、イタリアから入植した外科医トーマス ヘンリー フィアスキ (Dr Thomas Henry Fiaschi) 氏。

ウィンザーホスピタルで活躍する傍ら、1882年にトウモロコシや小麦を栽培していた土地 (後のジュビリー ヴィンヤード エステート) の一部を購入し、実験的にイタリア品種のブドウ栽培を開始。

それを経て1887年にティザーナ ワイナリーを設立しました。

 

ティザーナ ワイナリー Tizzana Winery

ティザーナワイナリー看板 ティザーナ ヘリテージ登録の建物

ティザーナワイナリーは、次の章でご紹介するVineyard Estate に続き1877年に創業されたワイナリーです。

同年に完成したワインセラー(ワインの貯蔵庫)として使用されている建物は有名で、ヘリテージにも登録されています。

サンドストーンが使用された3階建ての建造物は、今でも現役です。

ティザーナのアンティークレジ

 

ワインテイスティング

ワインテイスティングは無料。

4種類ほどをリクエストしてテイスティングさせて頂きました。

こちらはワインジャーナリストDAN TRAUCKI氏のコメント。

Tannat種(タナ)はタンニンを多く含み渋みが強いブドウですが、この地域は砂が多い土地のため、赤は軽めのミディアムボディーに仕上がるそうです。

Dan氏も「伝統的なタナのワインと比べてやや軽め。タナらしくしっかりしているが、よりエレガントでスタイリッシュな仕上がりでとてもイケる!」とおっしゃってます。

白ワイン用のブドウは他の地域で育ったものですが、醸造をこちらでやっています。

爽やかでフルーティな美味しい白でした。

フォーティファイドワイン(酒精強化ワイン、食前食後に楽しむ甘いワイン)が何種類も製造されていて、中でも赤のSackville Tawnyは甘さが優しく飲みやすいフォーティファイドでした。

ボトルは$15〜$45で販売されています。

テイスターズパック(赤3本、白2本、フォーティファイド1本)がセットになったお得なボックスが$110ドルで販売されていました。

ティザーナ ワインセラー

 

宿泊施設

ティザーナ ワイナリーには、B&B (ベッド&ブレックファースト)の宿泊施設もあります。

窓からは睡蓮が浮かぶ川とブドウ畑が望めるし、夜は星に手が届くほど美しいはず!

レビューを見ると朝食がとても良さそうでした。

ティザーナのウェブサイトには写真が掲載されていませんでしたが、下のリンクからホテル内部の写真をご覧頂けます。

ティザーナ ワイナリー ベッド&ブレックファースト

 

ジュビリーワイナリーぶどう畑

因みに、道を挟んで向かい側に広がるブドウ畑は、ティザーナではなく、ジュビリーヴィンヤードのブドウ畑です^^

住所 518 Tizzana Road, Ebenezer NSW 2756
営業 土日&祝日:12:00PM–5:00PM(予約不要)
月〜金 (要予約)
email enquiries@tizzana.com.au
電話 (02) 4579 1150
ウェブサイト http://tizzana.com

 

 

ジュビリー ヴィンヤード エステート Jubilee Vineyard Estate

ジュビリー ヴィンヤード 看板ジュビリー ヴィンヤード エステートの入り口は、ティザーナ ワイナリーに面している道のすぐ向かい側、1分ほどの距離です。

 

オーナーのレイ・ハイエック(Ray Hayek)さんにお話しを伺いました。

ジュビリー ヴィンヤードは、1882年に元々トウモロコシや小麦などの農地だった土地の一部にブドウを植え付けたのが始まりで、3年後の1885年にワイン造りが開始されました。

この地域では最古のワイナリーです。

Hawkesbury Valley 1955 and 20211955年のブッシュファイアーの様子と現在 (ティザーナ ワイナリーのワインセラー)

1955年のブッシュファイヤーでホークスベリー バレーは壊滅的な被害を受け、この地域のワイン製造は中断に追い込まれます。

そして2001年、川沿いで湿気の強いこの土地に適した品種 Chambourcinの植え付けから再建が始まりました。

 

オーナーのレイ・ハイエック氏

2007年、レイさんはこのジュビリーのオーナーとなり、丁寧に手摘みしたブドウを使い、主に手作業による高品質ワインの製造を続け、賞を受賞するほどのワインを造るブティックワイナリーにまで成長させました。

レイさんが、どこかアカデミックな雰囲気を持っていらっしゃるので伺ってみたところ、バックグラウンドはニューロサイエンス(神経科学)の研究員で、現在も続けていらっしゃるとのことでした。

 

ワインテイスティング

ジュビリーワインテイスティング

一人$10で、6種類(白3種、赤2種、ポート1種)をたっぷりテイスティングさせてくれます。

テイスティングに含まれていないワインは、別料金でオーダーできます。

また、一般発売前のワインもテイスティングさせて頂けるのが素敵です。

 

ジュビリーぶどう畑3番

レイさんは

「このワインは、そこの1〜7番の列で収穫されたブドウがマザー&ファーザーで、720本製造したうちの一本です」

とブドウへの愛情たっぷりに説明してくださいます。

今、口に含んでいるワインのブドウを実らせた木を見ながらのテイスティングは、改めてこのワインが大地と人との共同作品なのだと、味わいも更に深く感じてきます。

 

興味深いボトルラベル

ジュビリーのボトルラベル

ご覧の通り、ここのワインのボトルラベルにはバーコードが付いていません。

流通には乗せず、ここだけで販売しているため必要ないのです。

(オーダーがあれば郵送での対応はしていらっしゃるとのこと。)

 

ボトルラベル ナンバリング

もう1つ珍しいのは、製造本数と何本目に充填されたボトルなのかが明記されていることです。

このボトルは、720本製造された中の541本目。

貴重さと、一本一本に込められた愛情を感じます。

 

ジュビリーのおすすめワイン

ワインは人により好みがまちまちなので、私の好みでご紹介させて頂くとしたら、特に美味しかったのがこの2本です。

*2019年シラーズ Shiraz

ジュビリーシラーズ一般発売前なので、ボトルにはまだラベルが付いていませんでした

一般販売前(2020.1現在)の赤ワイン。

16ヶ月間、フレンチオークの樽で寝かされたワインで、オークの香りが芳しい逸品でした。

2020年のシラーズは数分で売り切れてしまったそう。

 

*2011年シャンブルサン スパークリング 赤 Chambourcin Sparkling (Red)

ジュビリー スパークリンググラスに注いだ時点では発砲は見えません。

天然発泡のスパークリングワインです。

左の写真を見てわかるように、グラスに注いだ時点では発砲は起きていません。

口に含んで数秒すると、優しい泡が弾けてきます!

と同時に、レイさんの説明通り、プラム・ベリー・プルーンそしてダークチョコレートの香りが溢れてくるのです!!

美味しいのもそのはず、8年もの長い年月、毎日ボトルを180度回し、発酵を促してできる宝物のようなスパークリングワインなのでした。

このスパークリングはテイスティングに含まれていないので、試されたい方はグラスまたはボトルでオーダーしてください。

伝統的な方法で造られたこの赤のスパークリング、天にも登るほどの美味しさでした!

 

ジュビリー白ワイン用ぶどう

これは白ワイン用の品種・ヴィオニエ(Viognier)です。

2020年は500本だけ造られ、発売開始2分で売り切れてしまったそう!

味わってみたかったな〜

ジュビリー赤ワインぶどうぶどうの実がふっくらしてきて、収穫も間近。今年も期待できます!

 

住所 519 Tizzana Road Ebenezer NSW 2756
営業 土日&祝日:12:00PM–5:00PM(予約不要)
月〜金 (要予約)
email wine@jubileevineyard.com.au
電話 0473 535 325
ウェブサイト http://www.jubileevineyard.com.au/

 

 

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ノスタルジックな雰囲気漂うウィンザー

この小さな街ウィンザー(Windsor)は、オーストラリアで3番目に古い街で、1794年に22人のイギリス人入植者により開かれました。

当時建てられたヨーロッパ建築の建物が今でも現存し、ヘリテージに登録されています。

ジョージストリートを目指せばこの雰囲気を味わうことができます。

Windsor Mall

ウィンザーの水車1834に作られたこの水車は街のシンボルになっています。

 

ウィンザー バイク乗りたち1815年にオープンしたオーストラリア最古のパブMacquarie Arms Hotelもこのジョージストリートにあります。

ホークスベリー バレーへはウィンザーを経由して行くのが一般的なので、是非寄ってみてください。

時間がゆっくり流れています。

 

ウィンザーカフェNanaとは、子供たちがよく使う言葉で「おばあちゃん」という意味。

 

ウィンザー街並み ピアノボーイズ ウィンザー古い建物

 

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まとめ

シドニー郊外、シティーからたったの1時間で行かれるブティックワイナリーを紹介してきました。

日帰りでも気楽に行かれる距離なので、リフレッシュするのにちょうどいいかも。

シドニー観光中で時間があまり取れないけれど、ワイナリーの雰囲気も味わいたいという方にもおすすめです。

少量生産で高品質ワインを造るブティックワイナリーでテイスティングしながら、ここでしか買えない好みのワインを探す。大人の休日ですね〜!

1月から2月は、ブドウの木は緑の葉が茂り、実も大きく膨らんできています。

写真を撮るのもとても楽しい時期ですよ!

ウインザーのノスタルジックな雰囲気も是非味わってみてください。

最後までお読み下さりありがとうございました。

Source
NSW Office of Environment&heritage
Tizzana Winery
Jubilee Vineyard Estate
Hawkesburyaustralia.com
Macquarie Arms Hotel

フォトラベるラウンジ