こんにちは。
写真と旅をこよなく愛するフォトラベラーYoriです。
今回は、オーストラリア・シドニーで大晦日に開催されるカウントダウン花火の無料で超穴場のスポットを紹介します。
シドニー・カウントダウン花火は、日本でもNHKの「ゆく年くる年」でも過去数回紹介されているほど、それはもう夢のようにゴージャスな花火です。
国内外から100万人以上の観光客が訪れます。
ご紹介する場所は、シドニーっ子にもあまり知られていない超穴場!
行きやすく、場所取りもしやすいので、シドニー在住の方だけでなく観光で来ている方にも絶対おすすめです。
しかも入場無料!
子供連れの方でも安心して行かれる場所です。
シドニーが世界に誇る、カウントダウン花火の超穴場スポットで新年を迎えてみてはいかがでしょうか?
2023-2024のカウントダウン花火は、9pmからと、12amからの2回打ち上げられます。
Contents
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シドニー大晦日のカウントダウン花火事情
死ぬまでに見たい世界の絶景にリストアップしたいほど、シドニー・カウントダウン花火の規模は半端なく、ダイナミックでゴージャス!!
世界で一番初めに年の明ける大都市という事もありTVでも取り上げられる事も多く、シドニー市のオフィシャルサイトによると、世界で10億人以上の視聴者がいるということです。
冒頭で触れたように、オペラハウスとハーバーブリッジ周辺には国内外から100万人以上が集まり、シドニーだけにとどまらず、世界最大花火イベントの一つとなっています。
想像してみてください、その混み具合を。。
半端ないです。
シドニー・カウントダウン花火事情をまとめました。
打ち上げ場所
出典: CITY OF SYDNEY
打ち上げる場所は、ハーバーブリッジを中心に水辺を東西に6kmほどの範囲、全7箇所で開催されます。(2022年現在)
上記の地図のロケット花火のようなマークが打ち上げ箇所です。
ですので、花火だけを楽しむのであれば、かなり広範囲で可能なはずですが、やはりみなさん、「せっかくなのでハーバーブリッジやオペラハウスとセットで見たい」と熱望するわけです。
結果、超大混雑の場所取り大合戦とあいなります。
有料会場か、無料会場か?
Happy New Year! Wishing you and yours a safe and happy 2018. Photo courtesy of the @cityofsydney #sydneyoperahouse #australia #sydney #nye2018 #fireworks #newyear #2018 pic.twitter.com/LSKyQNXORz
— Sydney Opera House (@SydOperaHouse) December 31, 2017
宣伝や広告などで見るパーフェクトな写真、例えば、オペラハウスの背後に花火で飾られるハーバーブリッジ、その周辺に浮かぶライトアップされたフェリーが水面をも色付けるリフレクション。
こんな景色を実際に見てみたいものですが、このような場所はほとんどが「有料」です。
ハーバーブリッジを東側から見るのが花火の正面になるので、その方角にあるイベント会場の料金は、これまたダイナミックでゴージャスです。
<有料会場>
例として、チケットに含まれる内容は触れず料金だけ列記しますが、
- ボタニックガーデン特別会場 > $350~$595
- コカトゥーアイランド > $400〜
- オペラバー > $495
- タロンガズー > 子供$100~$195 大人$200~$300
なかなかシビれる料金ですね。
それでもチケットが売り切れるのが凄い!
確かにどの場所もそれはそれは素晴らしい花火が堪能できるようです。
有料で人数制限が有ると言っても、かなりの収容人数なので、会場オープン時間に合わせて入る方が、花火が良く見える場所を取ることができます。
再入場できない会場もあり、長時間の場所取りが必要です。
また、事前にチケットを購入しておく必要があります。
こちらから購入できます。
<無料スポット>
有名所の無料の花火鑑賞スポットはもちろん沢山ありますが、やはり場所取りはなるべく会場オープンに合わせて入るのが賢明です。
- オペラハウス
7:00am オープン。
最大収容人数は7,000人。
シドニー市によると、2018年には朝11amには最大収容人数に達したとのこと。
オープンすぐに入ったとして、16時間近く待たないといけません。
日よけ対策も必須です。 - ロックス
1pmオープン。
最大収容人数は40,000人。
ハーバーブリッジを真上に見上げることのできる場所なので、音と光の臨場感で人気です。 - ミセスマクォーリーポイント(ボタニックガーデン)
オペラハウスとハーバーブリッジが最高のバランスで見られるため大人気の場所です。
最大収容人数 13,500人。
オープンが11amなので、こちらも花火までの長時間耐久戦が必須です。
まだまだ無料のビューポイントは沢山ありますが、オープン時間に合わせて行けば良い場所を確保できますので、時間をチェックすると良いでしょう。
早くオープンする場所ほど人気スポットです。
イコール長時間待たないといけないという事になります。
「そこまで頑張らないと、花火楽しめないの?」
「できれば子供も連れていきたいのに」
という方に絶対におすすめのスポットを紹介します。
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シドニーカウントダウン花火の超穴場で無料の場所はここ!
超穴場の場所は、
ベリーズベイ ルックアウト(Berry’s Bay Lookout)とその周辺エリア。
ボールズヘッドリザーブ (Balls Head Reserve) の中にカラダーパーク(Carradah Park)という公園があります
この公園の高台にベリーズベイ ルックアウト(Berry’s Bay Lookout)という展望デッキがあるのですが、その周辺エリアが超穴場で、ほぼどこからでも花火を見ることができます。
この様な景観です。
ボールズヘッドリザーブは広さも高低差もあり、場所によってはハーバーブリッジが半分隠れているような場所があるのですが、ベリーズベイ ルックアウトならその様な心配はありません。
自信を持っておすすめする13の理由
ベリーズベイ ルックアウトが超穴場でおすすめの理由を列記します。
- ハーバーブリッジ全体と水辺が目の前で見られる。
(オペラハウスは橋の向こう側なので、昼間は見えますが夜は難しい) - 高台にあり、地形的に前にいる人が低い位置になるので、人でブロックされて全く見えないということが少ない。
- ベリーズベイ ルックアウトのすぐ横でも花火打ち上げスポットがあるので、両方楽しめる。
- 高台なので、ハーバーブリッジの向こう側で上げられている数カ所の花火も同時に見渡せる。特にフィナーレはシドニーシティー全体が光に包まれて圧巻!
- シドニーシティービューも楽しめる。
- 電車で簡単に行かれる。
タウンホールからT1ノースショアラインで4つめのWavertonが最寄りの駅です。シドニーに土地勘の無い方でも、簡単に行かれます。 - 駅から徒歩10分で行かれる。
- 無料
- 子供を連れていかれる
- 8pmくらいに行っても花火を見る場所が確保できる。
(もちろん早く行けば希望通りの場所を取れますが^^)
9pmのファミリー花火が終わると帰る子供連れも多いので、スペースが現れます。
今年、私はのこのこ10pm頃に到着しました。それでも場所確保! - トイレ設備有り
- 警官も常駐で安心。
- 多くの無料スポット同様、アルコール禁止なので雰囲気が落ち着いており、子供連れには特におすすめ。
ただし、花火の正面はハーバーブリッジの向こう側なので、人気のナイアガラは裏側から見ることになります。
アルコールの販売はされていません。ソフトドリンク、アイスクリーム、スナックを販売するフードカーは出ます。
穴場スポットへの行き方
交通規制が敷かれるので、公共交通機関を利用してください。
1. 最寄り駅は ウェイバートン Waverton
セントラル、タウンホール、ウィンヤード駅を通る、T1·ノースショアラインを利用してください。
ウェイバートンは、タウンホールから4つ目の駅です。
レトロ可愛いBalls Head の看板が迎えてくれます。
2.ホームから改札へ上がり駅を出たら、ベイロードを左へ進みます。
ちょっと振り返ってみて。駅舎がなかなか可愛らしいです。
この道がBay roadです。
3.海が見えた始めた辺りに左に折れるカーブがありますが、そのまま道なりに進み、一つ目の道ウールコットストリート(Woolcott street) を左折します。
このカーブを道なりに左方向へ進む。
1つ目の道、ウールコット ストリートを左に曲がる。
4.下り坂になっています。
坂を降りきったあたりにあるラーキンストリート(Larkin street) を右折します。
この大きなフィグツリーが目印のラーキンストリートを、そのまま道なりに進めば、ベリーズベイ ルックアウトに到着です。
左手はウェイバートンパークです。
途中、ウェイバートンパークが終わるあたりに、トイレが設置されているので、チェックしておいてくださいね。
5.トイレを過ぎ、このまままっすぐ進んだ左手がカラダーパーク内のベリーズベイ ルックアウトエリアです。到着!
突き当たりが、一番眺めの良い展望デッキですが、この岩場はどこでも場所取りができます。
この様に段差が有り、前に立っている人が低い位置になるので景色が遮られることも最小限ですみます。
トイレとデッキの位置関係はこんな感じ。
ピンクの部分が高台になっている場所で、花火鑑賞ができます。
どんな景色が見られるの?
展望デッキエリア
一番奥にあるベリーズベイの展望デッキです。ここで見れたら最高です!
良く見ると、橋の向こうにオペラハウスが見えます。
公園の手前の辺りだと、ブリッジが少し隠れ、木でヨットの浮かぶ水面が遮られるので、なるべくデッキに近い奥の方がより素敵に見れます。
展望デッキとトイレのちょうど中間くらいの位置で撮りました。
ハーバーブリッジはほぼ全体が見れますね。
展望デッキエリアを降りた所
展望デッキの先には、下へ降りていく階段があります。
その中腹や一番下のエリアでも花火鑑賞ができます。
ただし、かなり無法地帯になっており、早い時間からアルコールで(本当は禁止)盛り上がっている人たちが沢山います。
いろいろな国の言葉や音楽で歌ったり踊ったりしている人たちもいるので、それはそれで面白い余興になりますが、多少注意は必要です。
子供連れの場合は、落ち着いて安全に見ることができる展望デッキエリアがおすすめです。
カウントダウン2020は、中腹で撮影しました。
水辺が近くなるので、リフレクションと船のシルエット捉えることができます。
花火は2回上がります!
1回めは、9pmから5分ほど、遅くまで起きていられない子供達のためにファミリー花火が上がるんですよ。2回めはもちろんカウントダウン!
ファミリー花火もカウントダウン花火も、ラジオで流される音楽とシンクロしているんです。
ラジオを聴ける環境のある方は是非!
KIIS 1065 Sydney
花火終了後の帰り方
<電車>
一気に人が駅に向かうので、かなり混雑します。
プラットホームには人が溢れ、入場制限もされますが、2amを過ぎたころから混雑が減ってくるようです。
元旦は終日運行です。
<バス>
駅を通り過ぎ、そのままBay roadを10分ほど歩くとパシフィックハイウェイに出られます。ここでシティー方面、チャッツウッド方面へのバス停があります。
右方向がシティ、左方向がチャッツウッド方面です。
チャッツウッド方面へ帰る場合は、駅でプラットホームに入れるまで混雑の中にいるよりも、バスで帰ったほうが断然早いです。
バスも終日運行です。
帰りのプランも立ててからお出かけください。
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まとめ
オーストラリア・シドニーで大晦日に開催される、カウントダウン花火2023~24の無料で超穴場のスポットを紹介してきました。
花火の楽しみ方は色々有りますが、今回は「ハーバーブリッジが見える」「昼間から場所取りしなくても大丈夫」「無料」「行きやすい」「トイレ有り」「子供も行かれる」という希望を全部カバーしているとっておきの超穴場スポットです。
観光でいらしている方にも行きやすい場所ですよ。
シドニーが世界に誇る、カウントダウン花火の超穴場スポットで、ぜひ素敵な2021年を迎えてください!
最後までお読みくださりありがとうございました。