今回は、シドニーから日帰りで気軽に行かれる「オーストラリアン レプタイルパーク Australian Replile Park」をご紹介します。
レプタイルパークと言っても、爬虫類だけでなくウォンバット、コアラ、カンガルー、笑顔のクオッカにも会えて、ふれあうチャンスのある楽しい体験型動物園です。
日本でも放映されているテレビ番組「ボンダイビーチ動物病院 Bondi Vet」に定期的に出演し人気となったティム・フォークナー氏が園長を務めているのが、この「オーストラリア爬虫類公園」。
シドニーから車で1時間程なので、思い立ったら気軽にサッと行かれます。
爬虫類好きな方、どこか日帰りで遊びに行きたいなぁ〜という方やファミリーにもおすすめ。
沢山のオーストラリア固有種たちが待ってます!
ティム園長にも会えるかも!?
Contents
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オーストラリアン レプタイル パークってどんな施設なの?
こんな感じでお出迎えしてくれます。なかなかリアル!
昔と現在
海外からの観光客を含めると年間22万人以上の人が訪れるほど人気の、オーストラリアン レプタイルパーク 爬虫類公園。
実はこの動物園、歴史が古く1958年に開園、2018年に60周年を迎えました。
オープンさせたのは、博物学者・爬虫類学者であるエリック・ウォレル Eric Worrell氏。
毒ヘビ抗毒血清を作るための毒液採集に欠かせない存在でもありました。
現在は、日本でも放映されているテレビ番組「ボンダイビーチ動物病院 Bondi Vet」出演で人気を博しているティム・フォークナー園長率いる、35人のスタッフと50人のボランティアで運営されています。
ティム園長は、オーストラリアの動物園や動物保護のリーダー的存在として認められている方で、特にタスマニアンデビルの絶滅回避のための活動に力を入れていらっしゃいます。
I tell you what - there’s nothing like hand-raising a joey! ❤️🦘 https://t.co/GD5dgcSbyo
— Tim Faulkner (@Timswildlife) April 16, 2019
動物とは関係ないのですが、ここのスタッフの皆さんはなぜかとっても美形揃いで、動物以外にも見惚れてしまうシーンが尽きません^^
この、コアラ担当飼育係でモデルさんのような女性、コアラを連れてきて触らせてくれました。
究極のモフモフ〜!
子供達も大喜び!
母コアラが乳房炎で授乳できなくなり、彼女がおかーさん代わりで育てていたそうで、夜は自宅にも連れて帰りを世話をしていたとおっしゃっていました。
昨年2019年10月に放映されたテレビニュースに、彼女とコアラの赤ちゃんが出ています。
Meet Elsa! The adorable koala joey is melting hearts after an emergency rescue at the Australian Reptile Park.
Keepers intervened when mum Irene experienced mastitis, but both koalas are recovering well and will be reunited soon. 🐨 #9News pic.twitter.com/KmMWp5RIIl
— Nine News Australia (@9NewsAUS) October 2, 2019
人命救助に関わる尊い業務
観光、教育だけでなく、レプタイルパークの重要な業務の1つは、ヘビやクモの毒液採集です。
人間が毒ヘビなどに咬傷された場合には抗毒血清が必要となります。
オーストラリア政府機関、連邦血清研究所(CSL Commonwealth Serum Laboratories)という生物学的製剤専門のグローバル企業がその血清を製造していますが、その企業へ血清製造の際必要となる毒液を供給している唯一の動物園がレプタイルパークです。
過去50年以上に渡り、人命救助のための毒液採集に関わっており、製造された抗毒血清で毎年300人以上の方の命を救っているそうです。
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オーストラリアン レプタイル パークで、どんな生き物に会えるの?
今回出会った動物たちを、何種類か抜粋して写真でご紹介していきます。
ガラパゴスゾウガメ
飼育係りのお兄さんに甘えるガラパゴスゾウガメ。この空間、愛に溢れてる〜。
おおおおきい!平均寿命は、軽く100歳を超えるそうです。
フロッグマウス(ガマグチヨタカ)
オーストラリアの夜鷹 Tawny Frogmouth、日本名はガマグチヨタカ。
シャッターを切った瞬間って、被写体と繋がった感があるのですが、この子を撮った時は、ひときわその感覚が強かったな。
ファインダーの中で目が合って、一瞬、この宇宙的瞳の中に吸い込まれました。
こんな風に、木の幹に擬態するのがお得意です。
擬態をしている時は、薄目を開け、上を向き、幹になりすまし、完璧に静止します。
右の写真、足が写っていなければ、木の幹に見えますよね!
イグアナ / カメレオン
非常に美しい色のブルーイグアナ。流し目にうっとり。
哲学者の趣あるグリーンイグアナ。小さな恐竜、カッコいい!
私はファンキーな君が大好きだ。
青い水玉模様までついている。神様、楽しんでるなぁとしか思えないアートな鱗。
コアラ
コアラの親子にも会えました!きゃわいい〜!カメラ目線をありがとう!
このちっちゃい手!たまりません!
園内
広い池があり、ここにはアリゲーターがいます。あまりにも動かないので、木製のオブジェかと思った^^
この中にアリゲーターが2匹潜んでいます。ワニを探せ!
コモドドラゴン館入り口
入園して前方左にある広場はカンガルーエリア。
ベンチもあり、カンガルーと一緒に休憩もできる楽しい空間です。
ユーカリとシダの園内ネイチャーウォーク。
ハード ロック カフェならぬ、ハード クロック カフェ。
クロックはクロコダイルの事で、オーストラリアでの愛称です。
レプタイルパークでどんな体験ができるの?
毎日開催(無料)
- コモドドラゴンウォーク
- ガラパゴスゾウガメウォーク
- ディンゴウォーク
- ワニの食事(1:30~ 週末およびスクールホリデー期間中)
要予約(有料)
- 動物園裏舞台ツアー
- 飼育エリアに入ってふれあい体験
- キッズバースデーパーティプラン
- 飼育係1日体験
- ヘビと安全啓発セミナー
などなど、他にもいろいろあります。
飼育係り1日体験は、是非とも体験してみたい!
こちらがオフィシャルサイトの予約ページです。
私はアラクノフォビア(クモ恐怖症)なので、閲覧するときは細心の注意が必要でした。
同じような方は、どうぞどうぞお気を付けください^^
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行き方・料金・営業時間
車
シドニーからパシフィックハイウェイでニューカッスル方面へ北上、およそ1時間。左手にレプタイルパークの看板が出てきたら、そのすぐ先がゴスフォード出口。ハイウェイを降り、道路沿いの表示通りに進めば、到着です。
電車
ゴスフォード駅が最寄りです。駅からレプタイルパークまでのバスなどは無いので、タクシーかウーバーの利用になります。距離はおよそ9km、12~13分で到着です。
開園日・時間
開園日:クリスマス以外の毎日
開園時間:9am-5pm
料金
1年に3回行きそうなら、アニュアルパスがお得です。
チケットタイプ | 一日券 | 年間パス |
大人 | $39 | $99 |
子供(3~15歳) | $21 | $60 |
シニア(60歳以上) | $29 | $80 |
ファミリーパス (大人2人、子供2人) | $105 | $250 |
シングルファミリー(大人1人、子供2人) | $75 | $170 |
学生・年金受給者(要証明書提示) | $35 | $90 |
ファミリーパスへの追加の子供 | $15 | $49 |
(2020年7月現在)
*公式サイト予約ページはこちら
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まとめ
今回は、シドニーから日帰りで行かれるオーストラリアン レプタイル パーク爬虫類公園をご紹介しました。
自然の中で、オーストラリア固有種に会える楽しいふれあい動物園。
爬虫類だけでなく、ウォンバット、コアラ、カンガルー、カモノハシ、タスマニアンデビル、笑顔が人気のクオッカなど多くのオーストラリア固有種にも会えるので、とてもおすすめ!
いろいろな体験プランも用意されているのも良いですね。
次回は、1日飼育係りに挑戦して、動物園の舞台裏を見てみたいと思いました。
シドニーから1時間ほどの距離なので、レプタイル パークのあとビーチでのんびりする時間も取れるのが嬉しい!
テリガルビーチ、アヴォカビーチなら20〜30分で行かれます。
楽しい休日をお過ごしください!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。