<2020年1月5日投稿>
こんにちは。
写真と旅をこよなく愛するフォトラベラーYoriです。
今回の記事は写真と旅の話しではありません。
私の住むオーストラリアで、2019年9月頃から始まり観測史上最悪となっている山火事/森林火災の消火活動を続ける消防士や家を焼かれた被災者への支援方法、コアラなどの野生動物救助の募金について書かせて頂きました。
2020年を迎え、日本の友達と年始の挨拶をしている時に、多くの人がオーストラリアの森林火災は鎮静に向かっていると思っている事がわかり、ショックを受け、今焦る気持ちで書いています。
昨年11月に、コアラを山火事から助け出した勇敢な女性の映像が世界中で放映され、広く認知されることとなったオーストラリアの山火事ですが、乾燥と真夏の熱波でその状況は激化しています。
国内·海外からの消防士、ボランティアの消防団員は正に命がけで火に立ち向かい、日々消火活動を続けて下さっています。
シドニーが位置するNSW(ニューサウスウェールズ)州だけでも1400棟以上が焼け落ちました。(追記:2019年7月以降2020年1月23日現在までで、2000棟以上焼失、死亡者32名)
コアラなどの野生動物たちも行き場を失い、その多くが命を落としています。
在住者はもちろん、観光やワーキングホリデーでオーストラリアに親近感を持っていらっしゃる方も多いと思いますが、皆さんの思い出の景色が火や煙に包まれているのです。
日本は地震や津波被害で世界中から多くの支援を受けました。
その時に温まった心を、今度はオーストラリアにも向けて頂くことはできないでしょうか?
「助けて!」というのが率直な気持ちです。
信頼のおける団体をいくつか選び、募金の方法を日本語で詳しくまとめました。
どうか、ご一読ください。
(追記)
1月14日に山火事の現場を訪れました。悲惨な状況、でもその中に地球の再生力と希望を発見しました。火災現場レポートも合わせてご覧ください!
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Contents
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非常事態宣言が発令された、2020年オーストラリア山火事の現状
オーストラリア全土・NSW州
(ソース: MyFireWatch)
上のマップは政府機関系のサイトMyFireWatchが発信している情報ですが、オーストラリア全土で、2020年1月4日から過去72時間以内に起きた山火事(ブッシュファイヤー)の状況です。
東海岸側、特にNSW州が受けている影響は最悪で、政府による非常事態宣言も発令されました。
The Sydney Morning Herald紙によると、1月4日だけで、NSW州では140 箇所以上で山火事が起こっており、その半数以上が制御不能。
気温40度を超える中、3000人以上の消防士が消火活動にあたっているということです。
The Australian bushfires are making front-page headlines internationally as the world expresses disbelief as to the extent of the devastation.https://t.co/NxnVmZ5SDC
— The Daily Telegraph (@dailytelegraph) January 4, 2020
シドニー中心部
シドニー市の中心部では火災自体は逃れているものの、周辺火災からの煙に絶えず覆われ、毎日焦げくさい臭いが漂っています。
洗濯物は外に干せない、喉がイガイガしていてもマスクは売り切れ、体調を壊す人も多くなっています。
写真は昨年11月21日に撮影したものですが、いつもは真っ青な空の下に見えるハーバーブリッジとオペラハウスが、煙に覆われぼんやりとしているのがわかると思います。
対岸を見ることさえ難しいほどでした。
ブルーマウンテン
#AustraliaFires: This is the terrifying moment the Gospers Mountain 'mega fire' was filmed burning upwards over the 200-metre high cliffs of the Blue Mountains. More than 3.6m hectares has burned so far in #AustralianBushfires https://t.co/wLqlF5lUaI#NSWfires #AustraliaBurns pic.twitter.com/7qUxaqndzS
— The Guardian (@guardian) December 23, 2019
シドニーに観光でいらした方は、ブルーマウンテンへ足を伸ばした方も多いかと思います。
有名なスリーシスターズ自体には直接被害が及んでいないものの、その周辺では火災が続いており、Gurdian Australia はブルーマウンテン世界遺産エリアの20%以上が燃えたと発表しています。
2019年アマゾンの森林火災と比較
2019年のアマゾンの森林火災はご記憶に新しいかと思いますが、今回のNSW州の延焼面積と比較してみます。
- アマゾン 90万ヘクタール
- オーストラリア・NSW州
2019年7月1日以降、現在までにおよそ400万ヘクタール
(追記:2020年1月21日現在500万ヘクタール焼失)
(ソース NSW rural fire service)
驚きました。
NSW州は今回の山火事で、アマゾン火災の実に5倍以上の面積を焼失していたのです。
関東1都6県の総面積は324万ヘクタールですから、それよりもずっと広い面積が燃えてしまい、今現在も延焼が続いているのです。
(ソース: BBC news)
A huge fire is bearing down on several townships to the southwest of the Snowy Mountains, where intense firefighting efforts are struggling to prevent property loss https://t.co/6KZAEEpJou #NSWFires
— The Sydney Morning Herald (@smh) January 4, 2020
日々山火事に立ち向かう消防士たち
猛威を振るう自然災害の前で、いかに人間は無力なのか。
他の州やニュージーランドからの消防士、国防軍の応援も入っているものの、事態の終息には程遠いのが現状です。
The ring of fire around Sydney is as angry and as frightening as we've seen. 20,000 people are tonight in the path of the mega fire rolling down the Blue Mountains into the town of Lithgow. #9News | https://t.co/ZiY2jT1X46 pic.twitter.com/zBuzyrUX3u
— Nine News Sydney (@9NewsSyd) December 21, 2019
山から住宅街に下りてきた火は、立ち木ではなくブッシュ(草むら)に延焼していきます。
そのスピードは平らな所では人の歩く速さよりも早い時速5〜6km。
10%登りの角度がある場合は時速10kmとなり倍の速さで延焼していくそうです。(ソース: Country Fire Authority)
映像はブルーマウンテン地区の住宅地などで撮影されたものですが、20秒あたり見るとわかるように、ブッシュに引火した足の速い火を民家に燃え移らないよう、消防士たちは迅速に飛び込むようにして消火活動にあたっています。
熱と煙の中で、この命がけの活動が連日続いているのです。
敬意を表さずにはいられません。
各地域で、多くのボランティア消防団も活動に当たっています。
残念ながら、これまでに3名のボランティア団員が亡くなられました。
一人目の被害者となったSamuel McPaul氏は、5月に生まれてくる初めての赤ちゃんの顔を見ることも出来ず天に召されました。
ボランティアの消防団員は仕事を休み、無給で地元の消火活動に当たっています。
昨年9月からあまりにも長引く消火活動のため、仕事に戻れず収入が途絶えている人も多く、多大な負担となっています。
そのため、昨年末に政府は、長期出動のボランティア団員は条件付きで休業補償を請求できると発表しました。
1日300ドル以内(約22000円)、上限合計6000ドル(約45万円)が支払われるようになりましたが、あくまでも臨時的な措置で、消火活動への報酬ではなく、ボランティアたちの経済的損失の補填としています。
物価の高いオーストラリアで生活が続けられる金額ではありません。
この中には自宅を失っている方々もいるのです。
(追記)現役ボランティア消防隊員の方々にインタビューさせて頂きました。なぜ彼らは危険な活動をボランティアに選ぶのか。2つのキーワードが浮かんできました。
特別インタビュー記事はこちらから。
被災者の方々
The Sydney Morning Herald紙は、大晦日から1月4日の間だけで、NSW州、VIC州、SA州で13人の命が奪われたと報じています。
そしてこれまでに、家屋はNSW州だけで1400棟以上が焼失。
多くの方が避難所生活を強いられています。
NSW州との州境に近いVIC州のマラコータでは、火が押し寄せてきた為に、およそ1100人の住民や観光客が陸上から避難することが出来なくなり、海軍による救出が行われました。
Mallacoota burns: 'panic' on the ground as Australian navy called in https://t.co/px0Yu1r8dw
— Guardian Australia (@GuardianAus) January 4, 2020
コアラなどの野生動物
"The true mortality is likely to be substantially higher than those estimated". #9News https://t.co/v0xcAMuNPH
— Nine News Sydney (@9NewsSyd) January 3, 2020
昨年、炎の中、服を脱ぎ、その服を使いコアラを包んで助け出した勇敢な女性の動画が拡散され、オーストラリアの山火事が世界中で認識されるようになりました。
しかし、一部を救出できたとしても、生息地の環境が整っていなければ野生に戻すことは困難です。
ポートマッコーリー·コアラ病院によると、オーストラリアには約900種類のユーカリがありますが、コアラが食べるのはそのうちの40~50種類のみ。
生息地により好むユーカリの種類も違い、通常10種類ほどのユーカリの葉に限って食物としているそうです。
残念なことに、救出されたコアラが生息していた地域のユーカリの木は焼け尽くされているのが現状です。
更に難しいのは、コアラによりどのユーカリの葉でも食べるわけではないという点。
国際自然保護連合(IUCN)は、コアラの保全状態は絶滅危惧種 (レッドリスト) の前段階である「危急種(Vulnerable)」に分類されると評価しています。
しかし、山火事で食物が燃え尽き水もない環境で生き延びる事はできません。
コアラをレッドリストに載せないためにも、生息地の再生が最重要課題となっています。
シドニー大学の研究者によると、昨年9月から現在までにNSW州だけでも4億8千もの動物が命を落としたとしています。
その中には昆虫やこうもり、カエルなどは含まれていません。
オーストラリアは固有種、絶滅危惧種が多く生息する大陸です。
自然災害とはいえ、山火事が恨めしく感じる毎日。
1日でも早い鎮火を願うばかりです。
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2020年オーストラリア山火事と戦う消防士や被災者への支援方法、コアラ募金の手順
信頼のおける4団体を選びました。
オーストラリア以外の国からでも寄付がしやすいよう、クレジットカードを利用した送金方法に絞ってご紹介します。
通貨はオーストラリアドル AUD です。
消防士たちを支援したい
NSW州の消防士たちが、壊滅的なレベルの火災と戦うために命を危険にさらしていることは前章でお伝えしました。
ニューサウスウェールズ地方消防局 (NSW RURAL FIRE SERVICE) は、ボランティアベースで機能している、州政府の法定機関です。
The southerly change is making its way up the coast of NSW and has reached Nowra with 75km/hr gusts recorded. The change will push many fires in a generally more northerly direction and create dangerous conditions. People should be prepared. #nswrfs #nswfires pic.twitter.com/sXfyxjktzt
— NSW RFS (@NSWRFS) January 4, 2020
寄付の方法
ボランティア消防団の方たちへの支援に賛同して下さる方はこちらからお願いします。
<ステップ1>
上のリンクを開くとこのような画面に移るので、丸で囲んだ所をクリックします。
<ステップ2>
このような画面に移ります。
<ステップ3>
一番上の部分から説明します。
寄付したい金額を、$25、$50、$100、$200から選んでください。任意の金額を希望する場合は「Other」をクリックし、金額を入力します。
<ステップ4>
下に移動して、名前・住所・メールアドレスを入力してください。レシートが必要な時は、「My name」か「My organaization's name」を選びます。個人なら「My name」です。
日本の住所で試してみましたが、問題なくできました。
<ステップ5>
クレジットカード情報を入力します。セキュリティの為の、手書き数字が出ているので「Enter the verification code below」のボックスに入力してください。この場合は「85539」と入力します。必ず半角文字で入力してください。
入力したら、一番下の丸で囲んだ「Make Payment」をクリックします。
<ステップ6>
完了です。レシートが必要な時は、メールアドレスを入力し、「Send」をクリックします。
被災者たちを支援したい
オーストラリア赤十字社(Australian Red Cross) は、人道支援、慈善活動を行う政府の補助機関です。
今回の山火事の被災者のためにに緊急基金が設置されました。
We’re partnering with @ABCaustralia and @cityofsydney on #NYE to support people affected by disasters like the current bushfires. You can donate here https://t.co/PJzvwGyHxc pic.twitter.com/xfpZ2hzBej
— Australian Red Cross (@RedCrossAU) December 31, 2019
寄付の方法
被災者たちへの支援にご協力くださる方はこちらからお願いします。
<ステップ1>
上のリンクを開くと、下の画面になります。水色で囲んだ「DONATE NOW」をクリックしてください。
<ステップ2>
寄付したい金額を入力します。一回きりの寄付の場合は「Once」、毎月継続させい場合は「Monthly」を選びます。次に「DONATE」をクリックしてください。
(追記 2020/1/7)
赤十字のウェブサイトのレイアウトが変更されていました。「一度の寄付」「毎月継続の寄付」かの選択は無くなったようです。
今後、また以前のスタイルに戻るかもしれないので、念のため上記の説明は残しておきます。
希望の金額を入れて、「DONATE」をクリックして<ステップ3>に進んでください。
<ステップ3>
名前とメールアドレスを入力し、水色の丸で囲んだ「PAYMENT OPTION」をクリックします。
<ステップ4>
クレジットカードナンバーの入力をし、水色の丸で囲んだ「DONATE NOW」をクリックしてください。
<ステップ5>
完了です。レシートが必要な場合は「DOWNLOAD TAX RECIPT」をクリックしてダウンロードしてください。
コアラ募金、野生動物を助けたい
コアラ
ポートマッコーリー·コアラ病院 (Port Macquarie Koala Hospital) では、環境・エネルギー省と連携を図り、寄付金でコアラの保護、水飲み場設置などの生息地の再生、治療・リハビリ施設の建設に挑むとしてます。
昨年10月31日より、GoFundMeというオンライン募金サイトを利用し寄付を募っており、1月4日現在、1万5千人以上の方が寄付をされています。
5ドル、10ドルの金額を寄付されている方も沢山いるようなので、お小遣いが許す範囲で大丈夫です!
This little guy came into the Koala Hospital in Port Macquarie with severe burns. Little Bazza is recovering well and even got a treat while being weighed. pic.twitter.com/MBVdu5CbuI
— news.com.au (@newscomauHQ) January 3, 2020
この病院で治療を受け、元気になったコアラです!
寄付の方法
寄付はこちらのページを開いてください。
<ステップ1>
上のリンクを開くと、下の画面になるので、赤い丸で囲んだ「Donate now」をクリックしてください。
<ステップ2>
赤丸で囲んだ部分に寄付したい金額を入力します。
次に下の赤い四角で囲んだ部分のパーセンテージを選びます。
これは、このクラウドファインディングgofundmeを運営している会社への寄付になります。運営会社はオーガナイザー(この場合、ポートマッコーリー·コアラ病院)からは手数料を取っていません。私たちからの寄付で運営しています。好きなパーセンテージを選んでください。
<ステップ3>
名前とメールアドレスを入力します。任意なのですが、下の赤丸部分は「Port Macquarie Hospital」を選びました。
<ステップ4>
クレジットカード情報を入力します。終わったら赤丸で囲んだ「Donate」をクリックしてください。これで完了です。
野生動物
ワイヤース WIRES (NSW Wildlife Information, Rescue and Education Service Inc.)は、オーストラリアで最大の野生動物救護団体です。
30年以上にわたり、ボランディアベースで活動を続けており、24時間・365日いつでも対応してくれます。
ワイヤースでも、今回の山火事が野生動物に及ぼしている影響から救うため、緊急基金が設立されました。
WIRES and vets from Stewart St Vets in Bathurst out on New Years day treating bushfire victims. This is the paw of a large male Eastern Grey Kangaroo sedated for treatment of burns
Donate https://t.co/28ES8s4Jnx#nswfires #AustraliaBurns #bushfirecrisis #wireswildliferescue pic.twitter.com/y0PptC1hQV
— WIRES (@WIRES_NSW) January 2, 2020
元旦に、WIRESから火傷の治療を受けたオスのカンガルーの大きな手。
ありがとうと言ってるように感じてしまいます。
寄付の方法
寄付はこちらからお願いします。
<ステップ1>
上のリンクを開くと、下の画面になるので、赤丸で囲んだ部分の希望金額をクリックするか、任意の金額を入れてください。(一番右のピンクのボックス)
追記(2020/1/9)
任意の金額を入れる部分ですが、入力ではなく選択になっています。
数字右の三角をクリックして希望金額を選んでください。
*エラーが出て募金できない
大変多くのアクセスが来ているため、一時的にサーバーが対応しきれずエラーが出ることが確認されているとのことです。その場合は、時間をおいてから再度行ってください。
<ステップ2>
下にスクロールして、名前、メールアドレス、住所を入力してください。日本の住所で試してみましたが、問題ありませんでした。電話番号は任意です。
<ステップ3>
更に下へスクロールして、クレジットカード情報を入力してください。終了したら赤丸で囲んだ「Submit」をクリックします。
<ステップ4>
下の画面が出たら完了です。
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皆さんの防災の備えは万全ですか?耐用年数は切れていませんか?
もしもの時の防災グッズを備えておくことは、自分が、家族が生き延びる為に要となる非常に大切なことです。
今必要なわけではないので、ついつい後回しになりがちですが、火災や自然災害はいつ起こるかわかりません。
海外から比べると、日本は、地震・台風・土砂災害・大雪・火山噴火など、自然災害が非常に多い厳しい国。
もし準備をされていないようでしたら、1日も早く揃えられることをおすすめします。
すでに準備をされている方、耐用年数や賞味期間、買い足そうと思ってついそのままになっている物はありませんか?
この機会に是非ご確認ください。
消火器
アマゾンのベストセラー商品。日本製、法定耐用年数10年、廃棄時に費用がかからないリサイクルシール付き。普通火災・油火災・電気火災に対応。
非常用防災セット
防災士が被災者の声から作った災害後3日間を生き抜く事を念頭においた防災セットで、避難所に移動する必要が有る時も運びやすい防災リュック。何をどの程度準備すれば良いのかお悩みの方におすすめです。楽天市場で各部門一位を獲得している人気のセットです。
非常用簡易トイレセット
非常用のトイレは、使いやすさ、後処理のしやすさなど選ぶ基準が色々ありますが、こちらの商品は、驚異的な防臭力を持つ素材で作られた簡易トイレです。医療向け開発から生まれた素材は、臭いも菌も漏らさず衛生面でもおすすめ。災害時にはごみの収集もありませんので、臭いが漏れない事は重要です。アマゾンチョイスにも選ばれている信頼できる商品です。
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まとめ
2020年、年が明けてもまだ猛威を振るい続ける、オーストラリア山火事の現状についてお伝えしました。
消防士も被災者も動物たちも、この悲惨な状況から抜け出し、そして生きぬくために日々戦っています。
今、彼らに支援が必要です。
自然災害の猛威に私たち人間は無力ではありますが、それでも何か少しでも出来ることはあるはずです。
最後にもう一度消防士や被災者の支援、コアラ募金についてまとめておきます。
- ボランティア消防士たちを支援したい:ニューサウスウェールズ地方消防局 (NSW RURAL FIRE SERVICE)
- 被災者たちを支援したい:オーストラリア赤十字社(Australian Red Cross)
- コアラ募金をしたい:ポートマッコーリー·コアラ病院 (Port Macquarie Koala Hospital)
- 野生動物を助けたい:ワイヤース WIRES (NSW Wildlife Information, Rescue and Education Service Inc.)
一人でも多くの方の助けが力になります。
オーストラリア山火事の現状を知り、もし支援に賛同して頂けるなら、一住民として心から嬉しく思います。
2020年の終わりには、悲惨な状況の中でも人の愛情が感じられたと振り返れるような一年になればと思っています。
最後までお読みくださり、どうもありがとうございました。
感謝致します。
(追記)
2020年1月14日に、被害の重大だったシドニー郊外・ブルーマウンテンズに出向き、鎮火後の現場を取材してきました。悲しみだけでなく、希望も見えてきます。ぜひご一読ください。